株式会社大政

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蟹雑学
   

カニ各部分の呼び方

タラバガニ
<足> カニの第一脚の棒肉になります。
<ナンバン> ムキ身にしたときに全体に真っ赤な肉が出てきます。これが唐辛子に似ていることからナンバン肉と呼ばれているようです。
<ラッキョ> これもムキ身にしたときに形が皆さんの食べているラッキョに似て三角になっている事でそう呼ばれています。
<フシ> 別名ボンボリとも呼ばれており、これもムキ身にしたときボンボリの形をしている事からそう呼ばれています。
<肩> 白い部分 ズワイの場合ムキ身にしフレーク状にして売られていることが多く、商品の中にはフシ、ナンバン、ラッキョ肉などとMixして売られている物もあります。
<爪> 皆さんよくご存じの通りハサミの部分です。ズワイガニは左右同じ大きさをしております。タラバガニ系は通常右爪が大きく、左爪が小さくなっています。右爪で餌を押さえつけ左爪で食べることに使われます。また右爪は外敵威嚇のためにも使用され3〜4倍の大きさになります。

カニの年齢

<ズワイガニ> 雄のズワイガニは甲幅(甲羅の幅)10cm以上になるの約6年かかるといわれています。雄の成長はその後も続き、餌の状況が良ければ14〜15年まで成長し続けていくようです。
雌のズワイガニは約6cm前後で成長が止まりますが、毎年の産卵時期になると腹側にたくさんの卵を付けて産卵します。
<タラバガニ> 雄のタラバガニは甲幅14cm前後になるのに約8年ぐらいかかり、20年以上成長していくとのことです。以前アラスカで重さ9kg強というタラバガニの標本がありましたが、このカニは約22歳という説明がついていました。
雌のタラバガニは1.5kg前後で成長が止まりますが、やはり産卵し続けていくようです。

カニの再生能

何らかのハプニングで足が欠損した場合足を再生する事が出来ます。特にタラバガニは再生能力が高く加工現場では足の再生途中のカニをよく見かけます。ズワイに関しては親爪と小指は生きるために一番重要な部分でかりにあいだの3本足が無くても生きていくことが可能のようです。
冬のアラスカでは冷たい突風が吹き荒れ、水揚げ時には体感温度−40℃以下の時もあり冷蔵庫の方が暖かく感じることもあります。たまたま生きたカニを雪の上に落としてしまったことがあり、その時カニは同時に左右6本の足を自らはじき落としましたが親爪と小指はちゃんと残し、胴体と大事な爪と足部分はしっかり確保していました。ダメージを最小限にしたのでしょう。

カニの生活スタイル

毎年、冷たい海の水温がゆるむ頃、カニも活動し始めます。アラスカでは6月末から8月にかけて脱皮時期で、それ以外の期間は脱皮に必要とするエネルギーを蓄える時期、特に水温が高くなると活発に動き回り餌とりのために海流に乗り1日に数百キロ移動することもあります。こうして餌をたくさん食べ、身を増やし、またカニミソとして養分を十分に蓄えたカニたちは脱皮をして一回り大きくなります。脱皮時期に入ると餌も食べず全エネルギーを脱皮のために費やし、やせてしまいます。脱皮直後のカニは薄いビニールをまとったような状態で全身が柔らかく他の魚の餌になりやすい時期でもあります。餌もとらずひたすら甲羅が硬くなるのを待っている状態が数日続きます。なお、脱皮後の甲羅幅は平均12〜13%の割合で大きくなると言われております。

カニの容姿の違

カニは生息水域、深度で容姿が違ってきます。特に水深の深い場所で生息しているカニほど足の断面が丸みを帯びています。これは水圧との関係だろうといわれ平らな足より丸い足の方が水圧に耐えやすいことから自分の生活場所に合わせ進化したのでしょう。
タラバガニ(水深70〜80m)とタカアシガニ(水深600m以上)を比べてみればよくわかると思います。
水深の浅いカニほど足の断面が平らになります。ワタリガニのように足ではなく甲羅が大きく平たいカニもいます。

現在メスガニを漁獲している国

<ロシア>・・・タラバガニ♀
<北朝鮮>・・・ズワイガニ♀
<日本>・・・ズワイガニ♀(北陸方面12月初〜1/10)
※ アメリカ、カナダは規制で漁獲不可

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